みんなと一緒に笑いたい、学びたいという想いを支えます

スマートフォンやウェアラブル機器、音声認識などの最新のICT技術や機器を活かして、情報が届きにくい、障害児・者（主に聴覚障害、発達障害等）、高齢者等の学びの保障や社会参加を支援することで、よりよい社会作りを目指している。
教育現場を見ると、日本ではやっと高等教育現場での支援体制ができつつあるという状態で、初等中等教育現場では、視覚による情報の支援（＝情報保障サービス）はほとんど行われていないのが現状である。
聞こえに不自由のあるお子さんの９割が普通学校に進学する中で、支援を得て安心して万でいるお子さんは非常に少数であり、日々支援を模索して孤独に悩みを抱える保護者を中心に、全国から問い合わせが届く。
その課題を解決するため『遠隔文字通訳サービス』を活用して、支援サービスのメニューが少なかったり、支援者が不足している地域の学校にまで出向いて、保護者や学校の先生方・教育委員会・自治体職員・地方議員などとお話をさせていただくことを含め、実際の支援の現場を体験していただいて、支援の必要性や有効性を共有できる体験事業を届けている。
特に、サービス提供者として、子育てや介護などで、時間の制約や場所の制約があり、持てる高い能力を充分に発揮できないでいる女性の力を活かせることを願って、新しい福祉の専門職にするべく、長野県内のメンバーのみならず、兵庫県チームをはじめ、全国２５都道府県にも仲間作りを進めている。

『遠隔文字通訳サービス』を体験していただき、お子さん1人1人にあった支援方法を検討していただくための「遠隔支援システム体験事業」を実施するために使わせていただく。
１，遠隔文字通訳サービス提供のための支援者報酬・交通費
２，現場訪問のための旅費交通費の実費
３，遠隔システムを体験していただくためのインターネット回線や携帯端末などの通信費
４，最新のシステムや機器を更新し、導入するための実費